toxandriaさんの toxandriaの日記 を拝見する
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050929/p1
今回の選挙の結果については、自分も暗い将来を感じる部分があった。現に、増税などの形で既にそれが現実になりつつある。
toxandriaさんは今回の選挙をや小泉政治についてかなり考察されているようである。それによれば、
- 小泉首相には初めから日本国憲法を無視する意志があったと思われること
- 選挙制度の欠陥(死に票が多いことによる)が隠されていたこと
- 部外者から見ると、小泉首相とその熱烈な支持者たちの間には“恫喝と被虐の感情が交差する”ような一種独特の異常熱愛シンドロームの雰囲気が漂っていること
- 小泉劇場について濫喩的分析を試みると、その深奥から激情的なViolenceの嗜好が表出してくること
- 小泉劇場とマスメディアが共犯的堕落という一点で深く共鳴し合っていること
上記の５点によって国民が不安を感じ始めているとしている。
上から２つ目と五つ目については選挙投票前のかなり早い段階から左翼よりや護憲派、ハト派など多様な反小泉の立場から警告されていた。にもかかわらず、結果として小泉にとって非常に有利な選挙結果になった。残念に思う。他の３点については自分は不勉強なので割愛としたい。とはいえ、toxandriaさんの言う事が最もな可能性は高い。
今回の自民党圧勝の先に待っているのはアメリカ的な市場万能主義の、極端な優勝劣敗の日本ではないかと思う。できる事ならば、そうはならないことを願いたい。
